皆様こんにちわ、NeGo!です。
前回に引き続き今日も個人的にお気に入りの作品を一本紹介してみますね。
という訳で今回ご紹介させて頂くのはこちら。

ど根性ガエル
1972年に製作されたあまりにも有名な古き良き名作と呼ぶに相応しいこの作品。
本編を見た事が無いという方も、ピョン吉ガエルのTシャツを着込み大きな丸ぶちサングラスを頭に乗せたいでたちの主人公をソルマック胃腸液のCM等で見た事があるかもしれませんね。
僕が生まれるよりもずっと昔に制作されたこの作品を初めて見たのはケーブルTVの再放送での事でした。(過去の名作が沢山再放送されていたアニメ専門チャンネルには随分とお世話になったものです)
当時我が家がケーブルTVに加入してまだ間もない頃、何か目新しいアニメが放送されていないものかと番組表に目を通していた所たまたまこの作品の名前が目に入ったのですが、ど根性ガエルという作品の名前自体は知っていても肝心の本編を一度も見た事が無かった事もあって「試しに見てみようかな…」とおもむろにチャンネルを合わせてみたのがキッカケでした。
いやはや、初めて見た時は本当に衝撃的でしたね。
「こんな凄いアニメを今まで見逃していたなんて!」といった具合です。
この作品を見てまず最初に目を惹かれたのはその独特の作画スタイルでした。
ど根性ガエルはとにかくキャラクター達が元気よく活発に動き回ってくれるのが特徴なのですが、かつての新進気鋭のアニメーター集団であったAプロ作画陣の手によるメリハリの利いた巧みな動きの数々は、この作品が70年代の昔に作られたのだという事を思わず忘れてしまう程のインパクトがありましたね~。
あの職人技の光る作画スタイルは、今後何十年経とうとも決して色褪せる事の無いであろう非常に魅力的なものであると思います。(個人的には絵柄が確立してきたシリーズ中期頃の作画が一番好みだったりします)
そしてそれより何より、この作品はストーリーが文句無しに面白いんです!
江戸っ子気質のパワフルな登場人物達がくんづほぐれつに織り成すその痛快なドタバタ劇に僕はすっかり魅了されてしまいましたね~。
この作品の登場人物達は誰も彼もが活き活きとしていて魅力的であるのですが、そんな中でも特に面白いのが主人公ひろしの性格です。
このひろし君、およそゴールデンタイムのファミリー向けアニメとして放送されていた作品の主人公とは思えぬ程にぶちきれたキャラでして普段の生活態度からしてアレな子だったりするのですが、特にイタズラにおいては度を越した暴走ぶりを見せてくれるのです。
面白半分に担任の先生にバケツ一杯の墨汁を被せたりするのはまだ可愛い方で、そこから更に悪ノリして先生が大切にしてる愛車までをも容赦無く墨まみれにしてみたり、それだけでは飽き足らず果ては先生の住んでいるアパートにまで押し入り部屋の中をも墨だらけにしてみたりと正にやりたい放題!
他にも、寿司が食べたいからと出前中の寿司屋のバイクを罠にはめて転倒させた隙に落っこちた寿司を拾い食いしてみたり、寝込んだ親に代わって働く親孝行な級友のお店を単に気に入らないからという理由だけでメチャクチャに荒らしてみたり、近所の空き地を至極個人的な理由で勝手に占有して地主の人に立ち退きを求められようものなら逆ギレして狂った様に駄々をこねてみたり…。
とまあこんな具合に、彼の行動原理は自身の内から湧き出る独善的衝動にとても忠実であり、故にあっけらかんとした風でもってその衝動を実行に移しては数々の騒動を引き起こして行くひろし君は実に厄介な悪ガキ少年なのですが、またそんな彼の破天荒なキャラが面白おかしくもあったりするのです。
相棒役のピョン吉ガエルとの毎度の掛け合いも微笑ましくて好きですね~。
ちなみにこの作品の続編として1981年に製作された『新・ど根性ガエル』というのもあったりするのですが、個人的には今回ご紹介させて頂いた初代ど根性ガエルの方を是非オススメさせて頂きます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━