あの作品のあのキャラがあの作品の世界に・・・!
皆さんこんにちわ。
今日は以前投稿した記事(クロスオーバー作品とはなんぞ?二次創作系クロスオーバーとは?という内容のやつですね)の続きを書いてみたいと思います。
と…実は記事の続きを書くにあたり、兼ねてより是非ともご紹介させて頂きたいと思っていた、とある投稿小説企画様があったのですが、色々あって諸事情により断念せざるを得なくなってしまいました…。(落涙
という訳で少し予定が変わってしまいますが、前述の投稿小説企画様以外の、ネット上に数ある二次創作系クロスオーバー小説の中から個人的にイチオシの作品を2本紹介させて頂こうと思います。
という訳でまずはこちらの作品。
『ベイダー卿がゼロのルイズに召喚されたようです』
(スターウォーズ×ゼロの使い魔)
こちらはSF映画の金字塔である「スターウォーズ」と、MF文庫Jより発刊されているファンタジー小説「ゼロの使い魔」とをクロスさせた作品です。
さてさて、あんまりにも有名な作品だと思われるスター・ウォーズについては今更説明させて頂くまでもないかとは思いますが、ここでもう一方のクロス元の作品であるゼロの使い魔について少し説明してみますね。
このゼロの使い魔は、中世ヨーロッパを思わせる貴族社会と魔法を中心とした技術体系とが融合した文明で構成されたハルケギニアという異世界が舞台となっています。
そのハルケギニア世界の一角に位置するトリステイン王国に設立されているトリステイン魔法学院。
(雰囲気的にはハリーポッターのホグワーツ魔法魔術学校に近い感じですね)
物語はこの魔法使いの卵達が通う魔法学院において、ヒロインであるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(通称ルイズ)という魔法の才能ゼロの落ちこぼれ生徒が進級時の恒例の儀式であるサモン・サーヴァント(召喚魔法を用いて自身の使い魔を召喚するという儀式)に挑む所からスタートします。
と、ここで本来ならば元々の主人公である筈の、現代日本に住むごく普通の高校生、平賀才人君が召喚されてしまうのですが、もしこの時、召喚されたのがこの才人君ではなくて、あのスターウォーズのカリスマ的悪役・ダースベイダーだったら…?という突飛な発想でストーリーを再構築し直したものが今回ご紹介させて頂いている本作なのです。
この作品、全体のストーリーの大まかな部分を占めるゼロの使い魔側の設定を踏まえた上で読むとおおいに楽しめる事請け合いですので、是非ともwikipediaなどで人物設定や各種用語をチェックしつつ読み進められる事をお勧めします。(^_^
続いてご紹介させて頂くのはこちらの作品。
『エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら』
(ゲッターロボ×新世紀エヴァンゲリオン)
クロス元の作品であるゲッターロボとエヴァンゲリオンはどちらも日本では比較的有名なタイトルなのでご存知の方も多いのではないかと思います。
が、実は本作で題材にされているゲッターロボはその昔70年代頃にTVアニメとして放映されていたあのゲッターロボとは微妙~に違っていたりするんですね。
どちらかといえば当時タイアップ企画としてTVアニメと同時期に漫画雑誌にて連載されていた、鬼才・石川賢氏による漫画版ゲッターロボの影響が色濃く反映されたものとなっています。
ちなみにこの漫画版ゲッターロボはTVアニメ版と大きく作風が異なっていまして、TV版のものと同じ名前を持つ登場人物達がまるで別人のようにエキセントリックな性格になってしまっています。
もはや同一人物とは思えない程に凶悪化&超人化した主人公を中心として、頭の線が一本も二本も切れたような登場人物達が怒涛のハイテンションで繰り広げるバイオレンスアクションの渦を下敷きに、やがては全宇宙をも越えた次元を巻き込んだ、とてつもなく壮大なサーガへと展開して行くというかなりの怪作になっています。
(惜しむらくは物語を完結させる前に作者の石川賢氏が亡くなられてしまった為に物語の収集が着かぬ内に永遠に未完のまま終わってしまったという事でしょうか…)
そしてそのような異様な凄味を放つゲッターロボとクロスする事になるのがもう一方の作品である新世紀エヴァンゲリオン(以下エヴァ)なのですが、連載を重ねるごとにヒートアップしていった漫画版ゲッターとは対照的に、こちらの作品は物語が終盤へ向かうごとに作品全体が沈んだムードへと進んで行き、やがては主人公である碇シンジ君を中心とした閉じた世界の中で自己完結的な結末を迎えるという、これまた異色の作品だったりします。(とはいえ、劇場版エヴァとTV版エヴァとではまた結末が違っていたりするのですが…)
と、前置きが長くなってしまいましたが…
こちらのクロス小説『エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら』は、そのタイトルが示す通り、ずばりエヴァの主人公がゲッターロボの主人公である流 竜馬だったら…?という発想の元で作られた作品なんですね。
物語の始まりとしては、元々エヴァ側の主人公であった碇シンジ君が、長く離れて暮らしていた父親に呼び出しを受けて主な舞台となる第三新東京都市を訪れるという所からスタートします。(ここまではエヴァ第一話に沿った原作通りの展開ですね)
と、そんなシンジ君を背後からドスの効いた声で呼びかける、人相の悪い謎の男が何の前触れもなく現れます。
勿論その男というのは他ならぬ"彼"な訳で…。
という具合にのっけから既にワクワク感を感じずにはいられないこの作品。
本作の一番の醍醐味を挙げるとすれば、やはりなんといってもその組み合わせの破天荒ぶりですね。
主人公・碇シンジの陰鬱ぶりが光るエヴァと、同じく主人公・流 竜馬の突き抜けた暴走ぶりが炸裂するゲッターロボという、この相反する二つの作品を一つの世界に同居させてしまうという暴挙!それによって起こりうる劇的な化学変化!
僕自身、中学生の頃はエヴァが好きで良く観ていましたので、エヴァの世界の登場人物達が原作において本来辿っていたであろう運命が、ゲッターロボと流 竜馬という他作品からの介入者の規格外の力技によってことごとく覆されていく展開には読んでいて思わず手に汗握らずにはいられませんでした。
エヴァ好きな方には是非ともお勧めしたい傑作ですね。(^_^
※ちなみに本作には石川賢氏の漫画「極道兵器」からも、日本最強のサイボーグヤクザ・岩鬼将造が登場していたりします。
| ![]() |











































