1ヶ月に1回髪を切る。
我が町 放出にある美容室で。
思えば中2の頃から通っており、
歴代の初代店長から7代目になり、
生き字引的な常連客になっている。
有り難い事に、私の髪型を
「かこいいっすね!」
「かわってますね!」
そう言われると嬉しく思う。
今までで、一番長く勤めた2代前の店長。
そいつは同じ歳ということもあり、ウマが合い
無防備で色々な話が出来た。
そんな店長と、毎月の試行錯誤の中で作り上げた
髪型なので気に入っている。
何故かその店長は何の報告も無しに
年初に辞めた。
ショックだった。
そして・・・
新しい店長に。
その店長も2ヶ月で移動になり、
さらに新しい店長。
すごくいい感じの店長だ。
予約時間に入店すると細やかな気配りで
おもてなししてくれる。
ソファーに腰掛け、本を読む。
順番になりシャンプーをされる。
目を瞑り、心地よいリズムを刻みながら
指先が頭皮を刺激する。
Fuuuuu~。
しかし・・・
なにやら「穏やか」じゃない複数の声が店内にこだまする。
野太い声だ。

180°振り向いてみる。
すると・・・
明らかに堅気じゃない素敵で、エナメルの様にテカってる
リーゼントの怖い人がいる。
待合席に視線をずらすと、タンクトップで筋肉隆々の男性が
複数落ち着かない様子で上下に揺らいでいる。
リーゼントのお客さんのモバイルが鳴きだす。
リーゼント:「おーいっ!なってるぞ!出んかい!」
「うっす!」という何デシベルか解らないボリュームで
応答し携帯にでる。
僕の担当していた店長が大声で、
店長:「本松さん!すんませぇーんっ!ちょっと待ってくださいね!」
そういうと、リーゼントの接客へ。
数分後、店長が戻ってくる。
店長:「もとまちゅすぅさ~ん!おまたしぇしぁーした!
すっましぇーん!」
と、とてつもなくでかい声でフォローしてくれているが。。。
真後ろの客が
「おっせーな。イライラすんな。」
と、ブツブツというか露骨に怒りをあらわにしている。
その後も店長は行ったり来たりだが。
毎回、
「もとまちゅすぅわ~ん!ほんとにお待たせして
すーませんでしゅたーっ!」と、
大声で誤る。
なんだか、すごく緊張感あふれる散髪だ。
店内には「スチャダラパー&木村カエラ」が流れてる。
あっ!
明日は、LIVEだ